今回は弊社で計画した猫と暮らす家について紹介します。

猫の部屋を計画する

〇キャットウォークの重要性

猫は高所を好みます。野生動物なので襲われたときに逃げたり、安心して休息できるからです。その為、プランニングをする上で窓上約2.0ｍ付近にキャットウォークを作ることを考え、今回は多頭飼いのため派閥が発生していることが予想されたので約15畳の部屋を3つに分割できるよう間仕切りを作り上部はキャットウォークで繋ぐような計画としています。

〇爪とぎの場所

猫はどこでも爪とぎをしてしまうので、決められた位置で爪とぎをするよう教育が必要です。 爪とぎ材は市販のものを使用しています。
対策として壁・天井はペット対応の表面が硬いクロスを選定、床材は耐水性のある硬めのフロアーとしています。

〇匂い対策

動物は毎日、換気をしないと匂いが溜まってしまいます。
今回は猫の部屋を作るのでその部屋を単独で換気できるよう計画し、なるべく猫に適した温度は変えずに換気できるよう全熱交換器（ロスナイ）を選定しています。

猫は非常に繊細な動物なので猫の気持ちを考えてあげることが大事です。