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No.1

2020.04.27

コロナ時代の建設業者の在り方

4月も終わりに近づき最近ではコロナは終息しないので人々の暮らしはコロナと共存すると言われ始めているようです。

そこで、これからの人々の暮らしと建設業者について考えていきたいと思います。

なお、本ページは建設業についてのコラムのため感染症については省略しております。

私たちが考える今までの建設業者の在り方(ここ20年程度を参照)

  • 70% どこかの大きな会社(ゼネコンやハウスメーカー)の下請ピラミッドの中に入る会社
  • 20% 元請け業者として設計事務所と協力したり自社で設計施工する会社
  • 10% リフォーム専業の会社

なので、業種によっては営業活動をしなくとも常に仕事がある状態となっていました。

問題点としては、自ら考えて商売をしていないので元請けが止まると全て止まってしまうことが挙げられます。

もう1点、お客さん側からすると気軽に頼むことができないので関係が続かない。

私たちが考えるこれからの建設業者の在り方

今までの建設業界の考え方は大きな現場・小さな現場・メンテンス現場に分かれていてそれぞれの行き来は多くありません。一人前になるのに10年とか言われていました。

最近では、CADや現場の機械など技術的にも以前とは比べものにならない程の進化をしており現場監督として大小関係なく行き来することはとても簡単になっています。私もいろいろな現場に顔を出すフリー監督として実績もあります。なのでこれからの監督像はどこの現場でも対応できる人となると想定されます。
ただ、最低限の会社であることは必要ですがので以下、現場監督を含めた職人チームのことを現場監督チームと呼ぶことにします。

そうすることで100%元請け化でき、その現場監督チーム内の業者さんにも様々な業者さんから仕事が回るようになります。

そこで一家に一台の車があるように一家に一台の現場監督チームがいるとよいのではないかと考えています。昔は大工さんでしたが今の大工さんはそういった対応をしていないため、工法や職種も様々で対応が困難なため中間的に考えることができる現場監督チームが適任かと思います。お客さんと現場監督チームが直接、商売することで余分な費用を発生させない。少なくとも会社としての機能は必要であるが最小限でいいと考えています。

お客さんと建設会社でなく現場監督チームを直接マッチングできるアプリとか面白いですよね。

業者さんと直接は不安なことも多いと思われるのでそこは現場監督チームが一番おすすめですよ。

これにより業界構造が大きく変わりコロナ時代の進化を遂げることができると思います。

わかりやすく伝えると〇〇会社に頼んできた〇〇監督でなくて〇〇監督チームへ依頼するという感じです。

美容師さんとかはわかりやすいですねよね。写真みて指名したりしますし。現場監督チームもそういう風にしたらいいと思います。