今回は、基礎の測量器具を使用した墨出しについて紹介します。

何もないところに建物をつくるには?

一般的に建築工事に入る前に測量作業があり測量杭の施工がされています。(建築確認申請について敷地は任意であるのでない場合もありますがおおよそその敷地内で建てなければ後々、基準法に抵触する場合もあるのでなるべく先行で行われます)

それを基準に設計図面が描かれており、境界からの寸法で配置、道路基準からの高さで建物高さを決定します。

そこで使用するのが、測量器具です。レベルやトランシットと呼ばれるものを使用して位置決めを行います。

一般的な住宅と地盤面に高低差のある基礎や大規模な建物の基礎で違いはあるの?

大いにあります。

  • 一般的な住宅はベタ基礎と呼ばれる施工方法で住宅基礎屋さんが鋼製の型枠を使用し施工します。(木造)
  • 高低差のある基礎や大規模な基礎はフーチング基礎と呼ばれ高さの異なる基礎を鉄筋でつなぎ型枠屋さんが木製の型枠を使用し施工します。(鉄骨造)

高低差や距離を解消するための必需品

光波と呼ばれるトータルステーションを使用することでスチールテープで測ることなく円滑に作業をすることができます。

墨出し作業は私たち現場監督によるところが多いので現在では、必需品です。

光波は水平距離や角度をレーザーで測ることのできる優れもので図面データから角度や距離を測定することで現場での苦労を未然に防ぐことができます。

住宅基礎の場合はほとんど使用することはありませんが、難しい基礎の場合はとにかく助かります。