No.1
2021.04.22
今回は、基礎の測量器具を使用した墨出しについて紹介します。
一般的に建築工事に入る前に測量作業があり測量杭の施工がされています。(建築確認申請について敷地は任意であるのでない場合もありますがおおよそその敷地内で建てなければ後々、基準法に抵触する場合もあるのでなるべく先行で行われます)
それを基準に設計図面が描かれており、境界からの寸法で配置、道路基準からの高さで建物高さを決定します。
そこで使用するのが、測量器具です。レベルやトランシットと呼ばれるものを使用して位置決めを行います。
大いにあります。
光波と呼ばれるトータルステーションを使用することでスチールテープで測ることなく円滑に作業をすることができます。
墨出し作業は私たち現場監督によるところが多いので現在では、必需品です。
光波は水平距離や角度をレーザーで測ることのできる優れもので図面データから角度や距離を測定することで現場での苦労を未然に防ぐことができます。
住宅基礎の場合はほとんど使用することはありませんが、難しい基礎の場合はとにかく助かります。