床下の補強工事/名古屋市

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工事日数半日程度
費用の目安10万円程度
施工の内容床の補強
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重量物を置く場合の床補強について

水槽などの重量物を設置する際には、床の補強が必要になる場合があります

水槽などの重量物を設置する際には、床の補強が必要になる場合があります

今回も床補強工事のご依頼をいただき、図面をもとに荷重を想定し、費用や工法などをご提案しました。工事は順調に進み、半日程度で完了しました。

補強箇所は木造住宅1階LDKの一部で、床下点検口からのアクセスを確認したうえで施工方法を選定しました。施工には**鋼製束(こうせいづか)**という金物を使用し、突っ張るように支える工法を採用しています。

なお、力を加えすぎると床鳴りの原因となるため、慎重な調整が必要です。

施工前
鋼製束
施工後

構造による違いについて

床の補強は、木造住宅を対象とする場合が多いです

鉄骨造や鉄筋コンクリート造では床下空間がなく、コンクリートの上に床組みを設けるか、直接仕上げ材を貼る形が一般的です(築古物件で1階を床組みしている場合もあります)。そのため、基本的に床の補強は不要と考えられます。

一方で、木造住宅では1階部分の床補強が対象となります。2階以上の部分で補強を行う場合は、構造全体に関わる補強が必要となるため、入念な施工検討が欠かせません。

構造に関するお悩みも、どうぞお気軽にご相談ください。


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